スウェーデンに住んで...
2013年9月30日月曜日
キルナ市が移転を
スウェーデンの最北地のキルナ市は1800年代からの鉱山の街で良質なスウェーデン鋼の産出で有名。その鉱山の深さは現在1350メートルで、鉱脈がキルナ市の中心に迫ってきた為に市が陥没を避けるために移転せざるをえない。
その対象になっているのは、市の中心に存在する有名な教会、市庁舎、キルナ駅、アパート、民家等。新しく建つ3千戸の集合住宅や2百戸の住宅には、この10年から20年の間に人々が移り住むことになっている。世界で稀な街の引越しです。
キルナ市は夏の2ヶ月は日の沈まない白夜、冬の2週間は(12月)極夜で真っ暗。16キロ離れた処には ”アイスホテル” が、そして商業宇宙旅行の実現を目指している "スペースポート スウェーデン” もある。そして驚くのが6千の湖に囲まれていること。
2013年9月17日火曜日
EU中で一番貧乏が少ない
スウェーデンはルクセンブルグと並びEUの中で一番貧乏が少ない国で、それは国民の約1パーセント。一番多いのがブルガリアで44パーセント。平均で9パーセントがEUでの貧乏。この場合の貧乏とは、生活に必要な9項目の内最低4項目しか支払い能力が無いこと。例えば電話、電気、水道、家賃に電気関係の必需品(TV,冷蔵庫)、また一週間の休暇に行くことが出来ない事などが含まれている。
2013年9月10日火曜日
ルチア役応募開始
毎年12月13日は ”ルチア祭”。今年も9月6日よりルチア役の応募が始まったが、今年の
ヨーテボリ市の応募規定は18歳以上で歌に自信のあることのみ。今まではルチアの役は美人コンテスト的であった。毎年最終審査に残った何人かの顔写真が大きく飾られ、市民達が投票した。以前は白人、長髪、金髪がお定まりのようだったが、近年では髪の色や肌の色は気にしなくなった。彼らの仕事は、老人ホーム、病院の訪問、又、ショッピングセンター等で "サンタルチア”やクリスマスキャロルを歌い寄付を募ったりする。今年の応募者は歌をアイフォンで送り、同時に口だけの写真を送ること。話題になること間違いなし。
ルチア祭とは聖ルチアの命日12月13日に少女達が白い服を、頭にはローソクを飾り、昔の暦では一番暗い冬至で、明るくなるのを臨んでいるが如くの神秘的家庭的なお祭りです
2013年9月2日月曜日
3,6.9,12月の第一月曜日の午後3時はサイレンが
町中に響き渡る何ともぞっとする様なサイレンが3,6,9,12月の第一月曜日の午後3時に。これは警報のサイレンの音のテスト。このサイレンが指定された月曜日の午後3時以外に鳴った時は危険が近くに。サイレンの鳴り方にも色々あり、戦争、ガス漏れによる大事故、大規模な火災によって違うが、緊急を要する時に ”えーっとこのサイレンは?” 等、言っている場合ではなく、まず家の中に、そして換気口、窓、ドアを閉めラジオを聴く。そのうちに約30~45秒の長いサイレンが再び鳴ったら危険オーバーということです。
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