2021年10月27日水曜日

親の面倒は自治体が

 日本の友人から "85歳の病気持ちの兄が糖尿病で世話が大変" と施設から断られ別の施設に入れたが、そこも期限限定ありでどうしようと苦労されてました。

ここスウェーデンは、年老いた親、兄弟の面倒を見る義務はなしで、冷たいようですが、スウェーデンは、殆どが共稼ぎの国なので無理な話。

例えば、友人の82歳のご主人がアルツハイマーになり、奥様は80歳ですがご主人は施設に入り、奥様は毎日施設を訪問し2時間ご主人と過ごされるとか。日本人の方達からみたら ”何と冷たい" と思われるかも知れませんが、施設ではきれいな個室に入り、毎日プログラムがあり、散歩、ダンス、絵画で楽しんでいるようです。誰でも家族の犠牲になることは無い、、、

親が寝たきりになっても、自治体から毎日6回2人づつ准看護師が家庭訪問で、買物(スーパーが配達)、選択(特別なクリーニング会社)食事を与え、トイレの世話をしてくれる。酷くなれば老人ホームに移されるが、出来るだけ家での滞在を勧めている。

私達夫婦も子供達は外国に在住、何時どうなるか分かりませんが、先の心配はゼロ!

今は、余生を出来るだけ楽しむ事にしました🤗



2021年10月9日土曜日

もうすぐ最悪な11月が

 50年以上住んだスウェーデンで苦しいのは11月!一日中薄暗く太陽はトータルで7時間位。来る日も来る日も、やっと明るくなったと思うと又暗くなり始める。こうして来年の春到来までは、寒くて冬用コートを着用!

住み始めた頃は、4月まで雪が溶けず、近海の島まで氷の張り詰めた海を車で渡ったこともあり、寒さには驚かされたが、地球温暖化で、この頃は我々の住む南は雪なしの冬が殆ど。嘆いた時に、義理の母が "スウェーデンにないのは太陽だけ" と慰めてくれましたが、確かに当時は徹底したモダンな先進国として模範国でした。至れり尽くせりの便利な国でした。

後6ヶ月間の辛抱、、ある日突然目がしみるような若葉が見られるまで😟