2012年9月28日金曜日

御茶漬けでよいのですが、、、、、





70年代には、日本スウェーデン協会がよく日本の使節団や、スポーツ選手団などを協会メンバーの家に招待した。我が家も入れ替わり立ち代り日本人が訪ねてきた。ホームステイ 又は食事に。食事はスウェーデン的なお料理で御もてなししても ”御茶漬けでよいのですが、もらえませんか?”  ”醤油ないですか?” 中にはローストビ-フを ”これ甘辛に煮て牛丼みたいにできないですかね” これは冗談と受け取ったが、御茶漬けとお醤油は本気らしかった。私は66年に始めてきた時のスウェーデンの食事が気に入り、90日間日本食を食べたい等思った事もなかった。ところが、日本人はたったの1週間の旅でも日本食が恋しいのでした。これが普通なのかも。その時は思いやりがなかったと悔やんだものでした。お茶はあっても古いし、ご飯はないし、混ぜるものもなし~~~~ それに食べた事もない。何かそれに代わるものは???何か日本的な食べ物がひょいと出てくるのを期待している日本人達を見ると、スウェーデン食を並べた事に後悔した。

2012年9月26日水曜日

知事の住宅とは ??・

















第二の都市ヨーテボリには珍しい3階建ての集合住宅がある。1800年代後半人口が増えだし市外に労働者用の集合住宅が必要となった。石での3階建ては高価、木造は火災予防を考え2階まで、その上不経済。そこで考え付いたのが、一階を石で、そして2階、3階を木造での案がでて、長い討議の末、当時の知事が建築許可を出した。それからこれらの住宅は ”知事の住宅” と 呼ばれるようになった。又、ヨーテボリ以外の町にもある。中にはナショナルロマンチック的な建物もあり 昔が偲ばれる。

2012年9月22日土曜日

スウェーデンのシナモンロール








スウェーデン人に欠かせないコーヒータイム。住み着いた頃は、11時と夜7時にシナモンロールにスポンジケーキそしてクッキーがセットで出され、私にとってはどれも甘すぎて苦しかった。ところが数年経つと自分で焼きだすようになり、美味しいと思うようにもなった。
特にスウェーデンのシナモンロールはカルダモンの香りが何ともいえない。ヨーテボリの旧市街のハーガにあるCafé Husarenに数年前より、とてつもないジャンボのシナモンロールがお目見えして話題を呼んでいる。

2012年9月16日日曜日

スウェーデン一の銀行の頭取は女性






アニカ ファルケングレンは1962年生まれ、43歳の時に(2005年)一番大きな銀行(SEB)の頭取に就任。2008年の年収は約3億2千万円(当時の換算)、その上大企業の理事として活躍。世界ビジネスウーマンのトップ10に入っている程。スウェーデンでは、出来るだけ大企業のボスに女性を置く政策に力をいれている。

2012年9月15日土曜日

外国から養子、養女を





66年にスウェーデン人が韓国から養女を引き取った際、東京で3日間お世話をした。その7ヶ月の女の子はスチュワーデスに連れられて日本に到着、23歳だった私は幼児の世話などしたことがなく、姉に手伝ってもらい、何とか3日間を無事に済まし、スチュワーデスが引き取りに来た時にはほっとした。3日間、’’何故肌の色の違う子供をわざわざ韓国からもらうのだろう” ”この子供はどの様な扱いを受けるのだろう”  ”スウェーデン人はこの子の出生は気にしないのだろうか”  ”一体スウェーデン人とは” 等の疑問が次から次へと出てきた。そしてその夏にスウェーデンを訪れる事になり、引き取った家族と面会した時に、2歳から10歳までの男の子が4人ぞろぞろと出てきて、ご夫婦は『どうしても女の子が欲しかったので』との事。兄弟達も新しい妹を大事そうにしていたし、ここには一切拘りはなかった。素晴らしいと思った。韓国以外にインド、エチオピア、ナイジェリア、そして現在は中国が圧倒的に多い。我が娘が連れてきた始めてのボーイフレンドは、エチオピアからの養子で明るいハンサムのホテルのコックさんでした。

2012年9月5日水曜日

ある中国人の話








スウェーデンに住んで色々な国の人々に出会う事ができた。中近東、アジア、アメリカ、ヨーロッパ人とさまざま。でも、中国人夫婦の話は忘れる事ができない。彼ら曰く『スウェーデンの中華料理店で働く事になりやってきました。アパートにはマットレスと歯ブラシのみ、コックの夫とウエイトレスの私は、朝,歯を磨きすぐにお店に。朝食から夕食までレストランで済まし、夜の12時近くに家に帰る。歯を磨いて寝る。日曜日は休日で、前の晩に残り物を持ち帰り、1日中それを食べる。給料は家賃以外は全部貯金。それを3年間やり、今、レストランを開けましたのでどーぞお出掛けください』 日本人でこの様に無我夢中でテレビも映画も何の娯楽なしで3年間過ごせる人がいるかどうか。その後このカップルは大成功をしてレストランは子供に、そして彼らは現在、悠々自適の生活をしています。

2012年9月1日土曜日

音楽輸出国第3位


















音楽輸出国としてアメリカ、英国に次いで第三位。60年代の 『スプートニクス、 80年代『ABBA』そして『ヨーロッパ』 『ロックセット』 90年代の『エース オブ ベイス』 『カーディガンス』等
その他世界中のラジオ、テレビ、クラブやカフェ、コマーシャル等で流されているスウェーデン製の音楽の収入は、2011年約60億円、ABBAは今でも年間約4百万枚、現在までに約4億枚のCDが売れている。気が遠くなりそう。。