ジョークは苦手



４５年住んだこのスウェーデンで苦しいのはジョークが分からない時。スウェーデン人は人が集まると『このジョーク知っている？』『僕もこんなの知っているよ』次から次と出てくるジョークに皆大笑い。私は回転が鈍く、半分は分からない。

我が主人は私に友人から聞いたジョークを話すのだが毎回『エッ！それで終わり？全然面白くな～～い』、それでも、入手したジョークを懲りなく話す主人の忍耐強さに脱帽！

伝統的な菓子パン セムラとは？

２月の中旬にベーカリーに並ぶセムラ、ラテン語のSIMILA（小麦粉）から。
切り抜いた底にアーモンドペーストをいれホイップクリームをその上に、カルダモンの香りがするパン菓子、暖めたミルクをかけて食べる人もいる。
1200年代にアラブ、ギリシャ、ローマ人が焼いたパンが始まり、北欧には１５００年代に入ってきた。

キリスト教の四旬節（復活祭の準備期間）の断食の前のざんげの火曜日に食べるのが伝統だが、現在では１２月から復活祭まで店に並んでいる。

男子女子の区別のない家庭科の授業

小学校３年生から始まる家庭科の授業は、男女の差別なく工作と裁縫が。材料は全て学校側で支給。突然子供たちが素晴らしいエプロン、手提げ、木製の皿等を持ち帰り感心させられた。息子は妹にスカートを縫ってきた。私は子供達のズボンの上げをした経験がない。彼らはミシンを出して上手に仕上げた。７０年代～８０年のはじめのこと。昔はスウェーデンの船乗り達は長い航海で,鉤針編み、編み物、織物（小さな額で作る）をしたと聞き驚きました。

スキーリレーで金メダル



待ちに待った金メダル！女子クロスカントリーのリレーで金メダル！国王夫妻も応援、女王は『大声で国王が応援して私の耳はつんぼの状態』と語った。この種目での金は５４年ぶり。

V字型スキージャンプのパイオニアはスウェーデン人

スウェーデンはクロスカントリースキーの国で、スキージャンプは芳しくなかった。１９８５年に突然スウェーデンのヤーン ボークレブ選手がV字型でジャンプをしたが、当時のジャンプは平行に揃えないと飛行点の減点で距離が伸びても成績は悪かった。彼は蟹股で自然にV字型になった。これは、前面に風を多く捉えて飛行距離を稼ぐことが出来た。８８年、８９年にはこのスタイルで５回のワールドカップ優勝、カリガリのオリンピックでは７位に、４年後のアルファビルでは４８位に。

お隣の国デンマーク

子供達がまだ小学生の頃、キャンプをしたりドライブをした海王大国（世界最大のコンテナ船企業マースクグループ）、アンデルセン、レゴ等々のデンマークは、２０１３年度の国連の世界幸福度報告書で一番に！
静かな国民性のスウェーデンから打って変わった明るい国民性のデンマークに、全て　『オーケー、何とかなるよ』。このデンマークが世界一ハッピーな国に選ばれたのは当然の事。これは国内総生産、国際機関のデーターを元に発表された。２位にノルウェー、３位にスイス、４位にスウェーデンが。