2014年11月22日土曜日

余生の心配





70を過ぎて時々思うのは ”あと何年?” ”あと何年元気?” あと何年元気で歩ける?” 
友人の両親が80歳でスペインの太陽海岸に移住した時、 ”何でその歳で外国に?しかも友人の父親は車椅子の生活では?”
とても考えられないことだったが、今自分が置かれている厳しい現実を直視すると、よく理解できる。車椅子で冬のスウェーデンでは散歩は無理、大事な太陽(ビタミンD)はゼロ。今我々が滞在しているこの太陽海岸では北ヨーロッパの老人達で賑わっている。
幅広い歩道が町から町へ延々と続き、病気の場合は EU内はスウェーデンと同じ扱いを受ける事が出来る。我々もこれからは冬は出来るだけスペインで過ごすことに決定。生活費はスウェーデンの半分、今借りているアパートは50平米の家具付きでたったの4万円。
ここで生活している北ヨーロッパの人々は極普通の元サラリーマン。日本人から見ると、何と贅沢な生活と思われそうだが、スウェーデンの高い暖房代を思うと却って安上がり。
それにしても余生を気にする年代に入り無限の感慨を覚える。

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