2015年12月29日火曜日
クリスマスの飲み物 "グロッグ"
アドベントからクリスマスの間に飲むグロッグとは、スパイシーで暖かいワイン。
古代ローマ人やギリシャ人が健康の為に又、ワインの味をよくする為にスパイスを入れて飲んだとか、、、これがグロッグの始まり。スウェーデンには1600年代の始めに入ってきた。
人気が出始めたのは、1800年に入ってから。
厳寒に耐える為にワインを暖めスパイスを入れて飲んだとか。
スパイスは千差万別、口にあったスパイスを入れればよい。
人気のスパイスは
クローブ、シナモン、蜂蜜、オレンジの皮、オールスパイス、ジンジャー等々。
欠かす事が出来ないのはアーモンドとレーズンを飲む前に入れる事。
クリスマス前に各家庭でグロッグパーティが開かれる。
付け合わせで人気があるのは、ジンジャークッキーにブルーチーズをのせたもの。
暗いスウェーデンでローソクをふんだんに灯してのグロッグパーティは格別、クリスマスを待つ最も雰囲気が盛り上がる日々です。
2015年12月21日月曜日
第四アドベントが終わりイブを待つのみ
アドベントとは11月30日に近い日曜日からイブまでの4週間をさす。
この4回の日曜日の為に4本のローソクが用意され、最初の日曜日のコーヒータイムや食事の際に第一番目のローソクが点火され、5,6cm燃えたところで消し、第二日曜日に二本目のローソクが一本目のローソクと共に点火され、第三日曜日に三本目のローソクが、、、、、、
又、この他に窓際にアドベントライトが飾られ、暗いスウェーデンが
気分的に明るくなる一時。
アドベントとはラテン語で到来、キリストの到来である。
2015年12月12日土曜日
ノーベル授賞式終了
ダイナマイトの発明家アルフレッド ノーベルの命日(12月10日)はノーベル賞授賞式,晩餐会がストックホルムで。
今年も又二人の日本人が授賞、この日は殆ど一日中テレビで受賞者について中継され、午後4時に授賞式が始まり晩餐会、そしてダンスが夜半過ぎまで続く。
晩餐会は誰がシェフに選ばれるか、メイン料理は? 花のアレンジメントは誰か、デザートは、、、等々が12月になるとメディアを中心に盛り上がる。授賞式と晩餐会を賑わす花は、ノーベルが晩年住んだイタリアのサンレモから。
平和を望んだノーベルが発明したダイナマイトが戦争で多くの人々を殺す結果となり、その上巨万の富を得た事で"死の商人"と呼ばれた事に傷つき、汚名を濯ぐために遺産はノーベル賞を創設する事に。
又彼はアセバジャンに油田(世界一のロックフェラーに次いで2番目)
を持ち収入は莫大であった。
遺産は現在のレートで約255億円!
平和賞は当事ノルウェーがスウェーデンに併合されていたが、ノーベルは両国の和解を望みノルウェーで行う事に。
何故数学賞がないか?
生涯独身であったノーベルは3人の女性に恋をするが、その内の一人ベルタ キンスキーは数学者と結婚してしまったからとか!
彼女は平和主義者で小説 "武器をすてよ" を発表、ノーベルの死後1905年のノーベル平和賞に輝いた。
ダイナマイトとはギリシャ語で力。
2015年12月5日土曜日
Gudrun Sjöden(グュウドレン ショデーン)の世界
今年74歳のデザイナーの彼女の世界は、遊び心に満たされた様な独特な色彩のコンビネーションでヤングからシニア迄に人気がある。
又、リーズナブルなお値段で買いやすい!
彼女の専門店の中は、入るだけでも楽しくなるインテリア。
ニューヨークを始め世界各国で売られているが、ドイツでの人気は凄いとか、!
一番上の写真がギュウドルン。
2015年11月21日土曜日
カリフォルニア人は明るい
カリフォルニアの娘の処で、太陽をふんだんに浴びる毎日を過ごしていて感じる事は、人々が気さく!
道で目が合うと、"にこっ"っと、レストランで隣のテーブルの人達が話しかけてくる事は日常茶飯事!
犬と散歩をしていると、反対側から"How are you?"
スウェーデンで道の反対側から"元気ですか?"等と声をかけたら、気が
触れているのでは?と勘違いされかねない。
今回はスーパーで、私の後ろに並んでいた人が"履きやすそうな靴ね!"とのコメントも!
11月で日中は暑いほどの天気、暗いスウェーデンとは雲泥の差、気候に依って人々の気分が、これ程左右されるとは‼
2015年11月11日水曜日
アメリカで日本車が人気
今年も又一日中暗い11月を逃げた先は娘の住むカリフォルニアに。
スウェーデンの夏よりも暖かく気持ち良い毎日。
ところが、車がなければ生活出来ない不便さ、そこで気が付くのは "何と日本の車が多い事か"
パーキング場には、圧倒的に日本車が多い。
2014年の一番売れている車のランキングは
1 トヨタ プリウス
2 ホンダ アコード
3 トヨタ RAV 4
4. ホンダ CR-V
そしてやっと5番目にフォードが、、、、
日本の車は焼費が良く信頼性が高いとか。
鼻高々です。
2015年10月24日土曜日
難民収容所に放火
毎日なだれ込む様にアフガニスタン、中近東、北アフリカからの難民がスウェーデンに到着。
移民局を通過した難民達はスウェーデン各地方の難民収容所に送られるが、収容所に指定された不動産が何者かに依って放火される事件が相次いでいる。
難民を受け入れすぎのポリシーに反対する右翼の過激派達の"移民排斥"の手段のひとつ。
又、3日前に起きた"21歳の覆面の男が、移民が大多数の学校に刀を手に押し入り、移民の生徒達と生徒を助けようとした補助教師を切り、2人が死亡、3人が重傷"という生々しい事件が起きた。
難民が多くなるに従い難民Not welcomeのスウェーデン人も多くなり
政府が頭を抱える難民対策はどの様に発展するのでしょう。
2015年10月17日土曜日
ヘラジカ狩猟解禁

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今年も又ヘラジカ狩猟が始まった。国王を始め約30万人の猟師(約5%は女性)達が、約27万のヘラジカを目指し森の中に。
今年の目標は約8万頭を退治。
森の王様として自治体の紋章やスーベニールのトレードマークに利用され、スウェーデン国の動物として愛されている反面、毎年ヘラジカによる交通事故は6千件(800人が負傷),食料不足の冬には松の樹皮を食べる爲、木が傷つき森の被害は大きい。
ヘラジカとの正面衝突は、大きい雄は500キロあり、重傷或いは死亡する事もある。
ヘラジカと出くわす事はスウェーデン人にとっても話題の種、我が町の5階建ての病院の屋上にヘラジカが突然現れ大騒ぎでした。
2015年10月3日土曜日
4時間で約6億円の寄付が集まった
北アフリカ、シリアからの難民問題は、スウェーデンが抱える難問題。
毎日スウェーデンに到着する亡命者の数は約1000人に、そして彼等の住居、食事等、政府派遣だけでは足りず、多くのボランティアが大活躍。
先日60人のアーティスト達に依る難民救済コンサートが放映され、何と4時間で6億円の寄付金が集まった。
寄付金は国連機関UNHCRと赤十字に配られる事に。
2015年9月29日火曜日
壁絵の町 ボロース
スウェーデンの第二都市ゲーテボリから東に七十キロ走るとボロースの町に。
紡績を主として栄え、人口約10万人の特徴のない町であったが、この10年間に町は見違える程美しく興味深い町に変化した。
まずは、あちこちに設置されたオブジェや彫刻、そして今年の夏に始まった壁絵は内外国のアーティスト達が選ばれ、取り壊した後の醜いビルの壁や新建築のビルの壁をカラフルな彩りで飾り、それは大成功に。
大きい壁は500平米あるとか!
毎日、彫刻や壁絵鑑賞ツアーが訪れ、町は活気のある町と化した。
上記の写真は25の壁絵の一部。
2015年9月20日日曜日
年齢は関係ない
まだ母が健在の頃、帰国の度に ”その恰好はないでしょう、派手すぎない?” と注意されたが、此処で義母とショッピングに行った時は逆さ。
十代のヤングが着そうな服を平気で着用、そして派手な色を好んだ。
現在でも同じこと、70、80歳でもヤングが着用しそうなデザインを着こなす。年齢に差別はない。
主人が始めて私の母に面会した時、母は生涯着物で過ごした人で、その時も地味な着物を。
帰途、主人曰く “何であの様な暗い色の着物を?黄色とかピンクが似合いそうだけど” 侘び寂びが理解できていない外人の質問に答えるのには苦労した。
2015年9月4日金曜日
100歳でブログを
今話題のもうすぐ103歳のデグニーは93歳でコンピューターに接し、99歳でコンピューターのレッスンに通い、ブログを始めたという驚異的な女性!
すこぶる元気、歳に関係無く何にでも挑戦、そして興味深く年輩の人々の励ましになりたいとか。
確かに日本に比べると此処はコンピューターが人々の間に行き届いている。
我々の友人達、親戚、最年長は93歳だが、殆ど全員がコンピューターを当たり前とした生活をエンジョイしている。
我が家の御隣りは72歳でコンピューターを購入し、シニアのコースに行き、切符の購入、ホテルの予約、銀行関係、旅行先から写真を等をいとも簡単にこなしている。当年79歳!
私のこのブログも4年になるが、デグニーさんの "100歳でブログ" は無理としても、何とか頑張ってみようと思うこの頃です。
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