2016年6月29日水曜日

スウェーデン式 夏至祭












毎年6月19日~26日の間の夏至に近い金曜日がお祭日。
洗礼者ヨハネの祝日で、各地の公園や広場に白樺の葉と野花を飾ったポールを立て、その回りで大人、子供達が踊り、フォークダンスグループもこの日は大活躍!
女性達は花で作った冠をかぶり、その冠を枕の下に置いて寝ると恋がかなえられるとか!
暗い長い冬が終わり美しい春、そしてやっと訪れた夏至祭、スウェーデン人にとってはハイライト、眠らず飲み明かすパーティがあちらこちらで、、、

夏至祭の食事は、特別なニシンの酢漬け(スウェーデン中がこの日に食べる)を新じゃがとサワークリームで、ここで欠かすことができないのがスナップス!(焼酎 ) このスナップスを歌や乾杯と共に一気に飲み干す。そしてスウェーデン産の苺を!
その後は各家庭様々、バーベキュウ、ビュッフェ等

そしてこれより毎日何分ずつか日が短くなる。
             

2016年6月3日金曜日

" どうぞ"  "どういたしまして" は同じ言葉








スウェーデン語で "どうぞ" は "ワッショグード" そして "どういたしまして" も又同じ "ワッショグード" 私はただ、何故同じなのかと別に質問もした事なく48年が過ぎ去ったが、塩野七生女史が、イタリア語でも "どうぞ" と "どういたしまして" が同じとか、ところが、さすが塩野七生女史、その解釈に感服、下記は彼女の文章を引用

"この言葉が素晴らしいと思うのは、自分がした親切に対する相手からの感謝をそのまま全部受け止めるのではなく、半分返すからでしょう。
人間関係は"ありがとう"と言ったときに、それでそのまま終わるものではない。"どういたしまして"と言って半分返す。
人間関係のとても素晴らしい面がこの言葉には表れているとおもうのです。"

スウェーデンに住んで48年目に素晴らしい解答が、、、塩野七生女史
ありがとうございました。