2011年12月26日月曜日

カルチャーショック






65年に主人と日本で会い、翌年66年にお国拝見と言うことでスウェーデンに来て3ヶ月間滞在。まだ観光旅行が許可されていなかったので、大使館と都庁を何度往復したことか、やっと着いたスウェーデンは真夏というのに肌寒く、殆ど別荘で過ごしました。着いた翌日の朝「グッ モーニング」私の部屋の前で50歳のママがビキニ姿で立ってにこにこし、私に「今日は最高に良いお天気だからビキニよ」。勿論ビキニなど持ってなく、持ってないと答えると直ぐに買ってこいとのこと、なんでビキニでなければいけないのか不思議でした。当時のスウェーデンは、全てが整っており生活程度の高さは目を見張ったもの。そこでスウェーデンにないものは太陽だけ。ですから、太陽が出たら皆芝生で甲羅干し。ビキニは何となく裸になった感じで慣れるのに時間がかかりました。また驚いたのは学校の夏休みが10週間、大人は4週間から5週間。日本では土曜日も半日勤務の頃。ですから、子供たちは夏中別荘で母親達とすごし、休暇の終わった父親達はウイークデェイは一人で町で過ごし、金曜日の夜に家族と過ごすために別荘に来ます。どの別荘も手頃な大きさで、そのうえ殆どの家は自分達で作ると聞きこれこそショックでした。

1 件のコメント:

  1. その当時のカルチャーショック…とても共感できます。
    私も、十数年前の初のスウェーデンに、強いカルチャーショックと何とも言えない驚きを今でも覚えています。
    スウェーデンって、何でも進んでいるお国ですよね!

    返信削除