ストックホルムとヨーテボリを結ぶ運河の船旅は、4日かけて65の水門を通過し主要な観光地に寄り道する。水門の一部は91メートルまで上がる。これは船が運河の水門を入るとその入った門を閉め反対の門を開き、船が浮かぶ水位が高い側と同じになるまで水を入れて通り抜ける。美しい田園風景を見ながらの船旅は格別。この運河は、昔デンマークがスウェーデンとデンマークの間の海峡を通る船に通行料を課していた。通行料を払わずしかも短距離でストックホルムに物資を運ぶ方法はないか。そこでこの運河を考案し22年の年月をかけて1832年に完成した。スウェーデン人は一生に一度はこの運河の旅をしたいと思っている。値段が高いことと、65回にわたる水門の開閉、我々にとっては人生最後の旅行になりそうです。
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