2012年8月29日水曜日

カンタレル








夏から秋にかけて採る事ができる。暗い森の中、緑の苔に金色に輝き見つけ易い。友人達や親類がよく 『7リットル採った』 『10リットル採った』等と話す時、運には駄目な我々2人は 『ふうん すごいわね』と、聞いているのみ。それが今日我々も7リットル採れた。長い夏休みが終わり、森の中を歩くのは定年族ぐらい。採れたのは不思議ではなさそう。。。。。。。スーパーでは約1キロ4000円。ソテーとして又ペシャメルソースに和えてパンにのせオーブンで焼いたり、ソースに混ぜたりする。初夏の苺、初秋のカンタレル、スウェーデン人にとって大事な食べ物です。

2012年8月28日火曜日

エリカが咲き出すと秋









スウェーデンの西海岸の花崗岩に咲くエリカ、道端や森の中に咲くエリカ。よく見ると実にかわいい花。でも、私はどうも好きになれない。これが咲き乱れると待っているのは暗い秋、そして逃げたくなる冬。今年の秋はスペインに逃げる予定が出来ており、何とか滅入らないで済みそうです。

2012年8月26日日曜日

アメリカ車のパレード










25年間の日本生活で一度も見たことがなかったアメリカのベテラン車。スウェーデンではよく見かける。毎年我が家から1時間のVARLBERGでのパレードには、約1500台がパレードに加わる。車体は光るほど磨かれ新車の様。このパレードには、これらの車の部品店が軒を並べ、、50年代の服装とヘアースタイル等でそれは楽しい。毎年7月の中旬の土曜日と日曜日に開かれる。

2012年8月13日月曜日

着物を着たら芸者?


1962年に文通を始めたら世界各国から毎日のように手紙が舞い込んだ。殆どの男性からの手紙は『貴女は芸者ですか?』この人達は本当の芸者という職業を理解していたのかどうか?66年に初めてスウェーデン入りした際、韓国から養女を引き取った家族との再会が新聞記事になるとかで、カメラマンがやって来た。ブラウスにスカート姿の私にがっかり顔で『着物着ていないの?』着物姿でない日本人は価値なし??主人の家族と別荘にいた私は、着物は町の家に置いてあり、アルバイトで町に帰っていた主人に着物を持ってきてもらうことにしたが、彼は着物と帯のみ持参。帯止めから紐という紐は全部忘れ、大変な思いで着用した。68年に結婚した時は主人側の要求で着物。その後何回となく着物を着用する機会があったが、何時も後ろの方で『芸者がいる』とささやいているのが耳に入りました。現在どのくらいの人達が着物=芸者と勘違いしているのか知りたいところです。

2012年8月10日金曜日

最悪の夏










待ちに待った夏がとうとう来ずに夏が終わりに近ずき、人々は学校が始まるまでの最後の週を何とかさんさんと太陽を浴びたいが、何処の旅行会社に問い合わせても満員。これ程雨の良く降った夏があっただろうか。44年住んだこのスウェーデンで侘しくなるのが、さわやかな夏が来ないで夏が終わりを告げる時。日本の猛暑を考えると、寒ければ何か着れば済むが、暑いのは苦しい。まあそう思って猛暑よりは15度~17度、たまには25度が3日続くと又13度そして雨の方がましかな~~。

2012年8月6日月曜日

子供に体罰 8万円の罰金





2011年にストックホルムで思わぬ事が起こった。父親が子供の髪をつかみ往復びんたを。見るに見兼ねた通行人が止めに入ったほど。その後レストランで食事をしていた所、ポリスが現れ父親に警察まで同行を求めた。彼はイタリアの市議会員、家族で北欧旅行の最中の出来事だった。1979年に世界初の子供への体罰禁止法が設定されていたスウェーデンではちょっとした事件。彼はその後何日間か拘留され、このニュースは直ぐにヨーロッパ諸国に流され話題になった。特にイタリアでは『自分の子供に体罰を与えて何が悪い。ちょっかいを出すな』一方スウェーデンでは『ここにはここの法律がある。』結局約8万円の罰金で釈放されたが、未だに体罰が当たり前のイタリアの子供保護協会からスウェーデンは称賛を受けた。