1962年に文通を始めたら世界各国から毎日のように手紙が舞い込んだ。殆どの男性からの手紙は『貴女は芸者ですか?』この人達は本当の芸者という職業を理解していたのかどうか?66年に初めてスウェーデン入りした際、韓国から養女を引き取った家族との再会が新聞記事になるとかで、カメラマンがやって来た。ブラウスにスカート姿の私にがっかり顔で『着物着ていないの?』着物姿でない日本人は価値なし??主人の家族と別荘にいた私は、着物は町の家に置いてあり、アルバイトで町に帰っていた主人に着物を持ってきてもらうことにしたが、彼は着物と帯のみ持参。帯止めから紐という紐は全部忘れ、大変な思いで着用した。68年に結婚した時は主人側の要求で着物。その後何回となく着物を着用する機会があったが、何時も後ろの方で『芸者がいる』とささやいているのが耳に入りました。現在どのくらいの人達が着物=芸者と勘違いしているのか知りたいところです。
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