2012年2月24日金曜日

学校生活



寒いスウェーデンの冬を抜け出し、娘の住むカリフォルニアのサンディエゴに来て1ヶ月が経ち、孫の学校生活を共にし、非常に日本と共通点が多いことに気がつきました。スウェーデンとはあまりに掛け離れています。小学校4年の孫は鉛が入っているような重いリュック。山の様な宿題、毎日2時間はかかります。そして毎日のランチ作り、学校のランチは ( 有料 ) その上ひどく殆どの生徒は持参。学校までの送迎、PTAが活発でしょっちゅうお呼びがかかる。スウェーデンではランチは高等学校まで無料で学校で支給、家から持参するものなどは殆どない。とにかく楽でした。80年代に日本で生活していたスウェーデン人の家族が、日本の学校の規則が厳しく帰ってきてしまいましたが、話は『体操着の袋を作ったら寸法が違うから寸法どうりに作り直してくるように』 スウェーデンでは体操着が入れば何でもよし、スーパーの袋でも良い。又子供の遠足に持参するランチがあまりに質素とクラスのお母さんが次の遠足の時の差し入れをしたとか。スウェーデンでは遠足にはハムとチーズのサンドイッチにりんごとジュース位で簡単。共稼ぎの国なので日本のお母さんが作るような豪華なお弁当は考えられないのです。今このアメリカで娘の子育ての大変さに、私はスウェーデンで決められた枠に入らずに子育てが出来たことは貴重な経験でした。

1 件のコメント:

  1. アメリカも日本も、競争社会が根本的にあるお国だからこそ、こういう事が生じるのかなとも思いますね。
    息子が幼稚園に通い、人生初の社会生活を過ごし、それを見守る親の立場を私も初体験中…。小さいうちに規則正しくすることを覚えていくのも、園指定サイズの袋を出来るだけ手作り等…これはこれでありかなって思いながら過ごしています。大変だけど、これも楽しいかなって思いながら…(苦笑)
    お弁当作りも、子供が喜ぶ顔を思い浮かべながら作るとなかなか楽しいものです。親の自己満足の部分もありますが…。

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