『僕のサンボのアンナです。』 『私のサンボのステファンです。』 これは『僕のワイフのマリアです』
『私の主人のエリックです。』と同じ様に使いますが、サンボは同棲しているカップルの事を言います。ここスウェーデンでは、同棲は公式に認められており、結婚しているのと同様に扱われます。結婚式の招待、国王主催の晩餐会の招待も受けます。子供が3人いても結婚せずにサンボのままでいるケースが結構あります。サンボという言葉はスウェーデン語で同棲という言葉を略したものです。但し、結婚している家族と違う点は、どちらかが急死した場合、遺書、あるいはサンボ法による書類を申請していなかったりすると、遺産は亡くなった方の家族にいってしまったりします。北欧ではサンボというのは普通ですが、他のヨーロッパの国々では、まだここまでは自由ではありません。又、スウェーデンでの出産率の5割はサンボでの出産。他のヨーロッパ諸国では約1割。サンボで日本に派遣されたカップルが何かと結婚していないと日本はやりずらく結婚せざるをえませんでした。と、ある友人が語っていました。ここでは、プリンスやプリンセスまでサンボ生活をしています。形式や伝統にこだわらないスウェーデンの生活ぶりです。
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