住み着いたスウェーデンは、私の性格に合っていてあまり文句がありません。でも、8月の末になると暗く寒い秋を迎えるのかと思うと、気分が沈んでしまいます。働いていた時はあまり感じなかったのですが、さすがに定年になり毎日家にいるとなると毎日の天候は気になります。多くの友人達は、南スペインやマジョルカ島、キプロス島、キャナリア諸島に3ヶ月から6ヶ月行ってしまいます。我々は娘の住むサンディエゴに2ヶ月間の予定で来ていますが、何と気持ちの良いことでしょう。友人の中でも暗い秋や冬を好む人もいます。文化活動に参加したり、一緒に編み物をしたりして楽しんでいます。でも、吹雪で風が強い日などは、聴きたいコンサートがあっても出て行く気になれないのです。昔は9月になると手袋をして歩いたものですが、地球温暖化でこの頃は10月の半ばごろまで何とか過ごしていけます。そして、スウェーデン人は何ヶ月も先の夏を待つのです。そしてやってきた夏があいにく寒い日の多い夏で雨、風で日本の冬のジャケットを着て歩く、、、。海は17度~19度。4週間の休暇を別荘で。その内の3週間が待っても待っても太陽にめぐり合わず、最後の週をスウェーデンより抜け出してギリシャに。よくある例です。
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