銀行、病院をはじめ何処に行っても最初に聞かれるのがこの人名番号、そして "ID カード" の表示。例えば銀行に行った場合、窓口に ID カードを提出すれば万事OK. 色々と書き込むこともなく『口座を閉めたいのですが』『はい、分かりました。』出来た書類にサインをすれば終わり。病院でも同じ事。名前より人名番号を聞かれ ID カードを提出すれば『11時にヨハンソン先生ですね。』また、検診後処方箋は薬局の方に直接に行っているので、スウェーデン中の薬局で出してもらえる便利さ。常用剤は1年分を年4回に分けてもらうが、旅行で薬が切れたらその土地の薬局に ID カードを表示すれば一目瞭然、すぐに出してくれる。転居して最寄の病院に行っても、"ID カード" を提出すればカルテがそこにあり、新しい医師につく事ができる。1947年に設定されたこの人名番号と "IDカード" システム。全てが簡単。日本では管理されているようでいやだとの声が多いとか。後ろめたいことをしていなければこんなに安全で簡単なシステムはありません。
日本も一度、IDカードらしき物を作ってトライしたのですが、各自治体に任せ、国民のほとんどが自分の個人情報を管理され支配されていると勘違いし、結局、このシステムは浸透せず…。このシステムがちゃんとすれば、小さな事ですが、病院のカードだらけでお財布がパンパンになる心配もなくなると思うのに…。
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