2012年11月6日火曜日

スウェーデン人とローソク

















1966年に始めてスウェーデン入りした時に、まず着いた先は主人の家族の別荘。7月初め昼食の支度ができており、きれいなナフキンに野花、その上ローソクが3本点されていた。
当時の日本の家庭ではローソクは停電した時ぐらいしか使わなかったが、ここでは日中の食卓にローソクを。確かにダイニングルームは北に面していて少し薄暗い。天井からはかわいい電気がぶる下がっていたが、点けずに最後までローソクだけ。分からなかった。夕食の時も(夜7時は白夜でまだ明るい)又新しいローソクに、翌日の朝食もまたローソクで。私は ”よっぽどローソクが安いのか” と、思ったぐらい。何処に呼ばれても同じ事、コーヒーテーブルにもローソクが点され、
そのうちにローソクなしの食事などは考えられなくなった。特に暗い冬の北欧のインテリアとしてローソクは欠かす事が出来ません。


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