2018年12月1日土曜日

キャシュレス社会に置いてきぼり





スウェーデンのキャシュレスシステムは、老いも若きも全ての国民が携帯を使いこなす事からスタートしているので、携帯を使用できない老人達の不満は大きい。

例えば今携帯持参の殆どは "Swish"をアプリして、その場で相手の携帯番号をいれ支払う事が当たり前の様になってきた。
映画鑑賞、買い物、友人と割り勘、郵便局、駐車代、トイレ等、、、

駐車代はアプリで払うのが一番。駐車した時に指定された番号を入れ、又出る時に"今出ます"をクリックすればオーケー。駐車の時間を気にせずにすむ。代金は自動的に口座からひかれる。

先日あるお年寄りがトイレに行くと代金は "Swish" の番号があるのみ。Swishとは? お年寄りは堪忍袋の緒がきれ、新聞に抗議していた。
サッカーの試合に行き、駐車券売機は携帯のアプリからの支払いのみだったとか。

銀行は一斎現金の出し入れはしない。我々の財布は何時も殆ど空っぽ。全て携帯、又はカードで支払うのみ。

今スペインに来ているが、此処は日本と同じで小さなレストランや商店はカードを渋られることが多い。

スウェーデン旅行の際は、多額の現金を両替しないことに注意しましょう。

2018年9月11日火曜日

84%の投票率





          現スウェーデン首相夫妻

9日のスウェーデン選挙の投票率は84%。特にヤング達(18歳から)の投票率は80%と非常に高い。
これでも国民は不満、わが主人もそのうちの一人、"何故選挙にいかないのか"と文句。
スウェーデン人が殆どの地区では投票率は92%で、移民が殆どの地区では55%。

今年の選挙戦は、2017のトランプ大統領が演説で "スウェーデンを見よ、移民を受け入れ過ぎであの始末だ" と述べた事や、反移民を掲げる極右のスウェーデン民主党の躍進で、外国メディアの注目を集め、多くの外国ジァーナリスト(日本からも)達が集まった。

結局、与野党過半数に達せず当分は宙づり議会に。
連立政権はどの様な組み合わせで出来上がるのか?興味津々であります。


2018年7月31日火曜日

猛暑の連続






50年住んだスウェーデンで今年のような猛暑の連続は始めて。
毎年待ちに待った夏がきても、寒い日が多かったり、海や湖の水温は20度に上がったら大喜びであったが、今年は既に5月の1日から夏日よりになり3ヶ月続いている。
今日は海水の温度は23度、朝起きると既に暑く、庭仕事は出来ず、家の中で静かにしているか、湖か海に出かけ泳いで体を冷すという北欧らしくない毎日。
何時もはトマトは赤くならず緑のまま収穫して、窓際で赤くなるまで待つが、今年はもう毎日赤いトマトを食べている。

愚痴の多いスウェーデン人は、何時もは "なんと言う夏,日光浴も出来ない"
今年は "暑くて苦しい、なんと言う夏だ"と。

260年ぶりの猛暑の7月とか。
日本の暑い夏を思うとまだ乾燥しているので楽だが、それにしても
30度以上の日が続くと苦しい❗
農業や鉄道は被害が続発、寒い夏か猛暑、どちらも苦しい。
50年住み、私もスウェーデン人になり愚痴っぽくなった。
来週はヨーロッパで50度近くなる処があるとか、、、恐ろしい❗

2018年6月8日金曜日

ムスリン旋風





スウェーデンはヨーロッパで一番ムスリンの人口が増加している。
増加に伴い数々の問題が生じている

6月の中旬は学校の終業式で、校庭がない学校は近くの教会を利用していたが、ムスリンの生徒達は教会での終業式を拒否、結局教会での終業式はいつの間にか消えてしまった。

体操の後のシャワーは、他の生徒達とは一緒にせずに、教師が布で隠すとか。

親が教師に、授業中に子供がスカーフを頭に巻いているかどうかビデオで撮って欲しいと要求。

又、ムスリン同士のいじめが多くなった。
例えば、母親がスカーフをとった、ある家族は豚肉を食べた、スウェーデン的な服装になった等々。

ラマダン(匕ジュラ暦の第9月で、この月の日の出から日没までの間断食として飲食を絶つ)で、子供達は給食を食べたいが、親達はノー。

学校側も、何処まで親達の要求に応えなければならないのか、スウェーデンが抱える大問題。

2018年5月9日水曜日

外国人に親切????





久し振りの日本は、桜のシーズン!
外国人の観光客が増えたのには驚いた。アジア、欧米、オリンピックを控え日本にスポットが向けられているのは確か!

日本人は礼儀正しく、その上親切、感じがよいと外国では誉められている。

本当に親切かどうか?
羽田の飛行場のトイレの説明がない。外国人にとりウオッシユレスのトイレは始めて❗時々英文で訳されているが、字が小さく読みにくい。"変なところを押したら水が噴水のようで、水浸しになった"
又、ある外人が何処を押すのか分からず困っていた。見ると "流す"と日本語で小さく書いてあった。

箱根の登山電車に乗り、驚いたのは日本人は私ともう一人、後は全部外国人。走り出すとアナウンスで "右は何、左は何、"のガイドを日本語だけで説明、外国人は私をみて苦笑い❗そして駅名だけは英語で。

外国人向けの小一時間観ることが可能の歌舞伎座へ。
此処でも列にならび、外国人が99パーセントなのに、説明は日本語だけで行われていた。

これからも増える外国人に対して、もう一歩進歩して欲しい。

2018年3月31日土曜日

クレジットカードは駄目





久し振りの日本で戸惑っているのが、相変わらずの現金社会❗
至るところで "現金でお願い致します"
切符販売機や入園料、モダンなイタリアンレストランで断られた時は流石"何と不便"と感じた。

スウェーデンのキャッシュレス社会に慣れている我々にとっては、現金を持ち歩くのが怖い。
オリンピックが近づき、何とかクレジットカードの利用範囲を広めて欲しい。

日本でスリを始めたら "やめられない" のでは。

2018年3月14日水曜日

私の名前が子供の本に






私の名前は紀公子 ( Kikuko),勿論スウェーデンで唯一の名前であると断定できる。
ある日友人から "孫に本を読んでいたら、貴女の名前が出てきて驚いたわ"

早速その本を買って読んでみると、
 "きくことオスカーが、そりで雪の土手の向こうに消えた"
"きくことオスカーは、そりで遊び疲れてしまった"

いったい何処から"きくこ"と言う名前を見つけたのか、不思議でならない。
それにしても、面白い出来事なので知人達に会うたびに宣伝している。


2018年2月19日月曜日

国王が応援❗







冬季オリンピックで、クロスカントリーの女子リレーで銀メダルを獲得した女子グループを労う国王は、彼女達をハグした後記者団の注文で彼女達と記念撮影❗

国王  "良く頑張ったね"

女子選手 "貴方が応援に来てくれてうれしいわ"

国王が応援に来てくださり、、、、とかではなく、貴方がと国王に言えるほど国王は庶民的。
回りに構わず大声でスウェーデン選手を応援する国王は有名。

2018年1月19日金曜日

スウェーデン男性は便利






寒いスウェーデンを脱出し、キャナリー諸島にアパートを借り義姉夫婦と共同生活が始まった。

朝食の支度は男性二人がしてくれ、後片付けも又男性達が、、、
これは典型的スウェーデンのパターン。

住み着いた50年前は、招待される度に男性が率先して家事をしているのには、驚かざるを得なかったが、今は慣れて当たり前になってしまった。

50年住んで天候だけは苦しいが、男性が便利なのはラッキー❗