2012年3月16日金曜日

度胸があった70年代の移民対策



年間10万人の移民を迎えるスウェーデンのこの頃、国民の態度は大分彼らに対して冷ややかになってきた。1千万人に満たないスウェーデンの総人口に毎年10万人(約2万人はスウェーデン人が外国より戻る、又永住ビザが何人に出されるか)の移民は確かに多い。私が住み着いた頃は、『何処から来たの?』『日本?行ってみたいわ』会った人達は実に好意的であった。ところが、やたらに移民が多くなったこの頃は、『又移民か』という顔をされる。
70年代のベトナム戦争のあと、難民避難所に集まった難民達の多くはアメリカが引き取り、その他の国々も手を差し伸べたが、老人や病人のいる家族は残されてしまい途方に暮れていた。スウェーデンは特別機を用意して、彼らを引き取った。その中には何人かの出産間じかの妊婦や重病人が混じっていた。デンマークのコペンハーゲンに到着した時には、彼等のために、スウェーデンから何台かの救急車が出迎えに出た。そしてフェリーでスウェーデンに入ってきた難民に ’’ようこそスウェーデンに” のプラカードを持った人達が優しく出迎え、何と度胸のある素晴らしい国とスウェーデンを誇りに思ったものでした。
今は ’’移民出て行け’’ のプラカードが目立ちます。

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