2012年1月12日木曜日

行った先はりんごのジャム作り






初めてのスウェーデンでの秋。何処の家にもりんごや西洋梨の木があり、秋になるとジャム作りが始まります。義母が電話にてどこどこに行くとのこと、まだスウェーデン語が殆ど解らず、「11時に迎えに行く」は解りスーツにハイヒールを履いて待っていました。着いたのは主人の実家。台所に山と積まれたりんごが。一緒にりんごジャムを作りましょう。 ということだったのです。スーツにハイヒールでかっこが悪く上着を脱いでエプロンを借り作業にかかりました。りんごを4等分に切り芯を取るだけの簡単な仕事。ところが、妊娠3ヶ月の私はりんごの酸に気分が悪くなり、少し横になったら、いつの間にか寝てしまい目が覚めたら30位の消毒した壜に暖かいジャムが出来上がっていました。かっこが悪いところに10壜私たちにとのこと。「どうやって10壜食べるのですか?」「1年分よ!!」 当時のスウェーデンでは何処の家にも食料貯蔵室が年間15度を保っていました。そこに色々なジャムや摘んだラズベリーやブルーベリーのシロップを作り貯蔵して、殆どの家庭は自家製で間に合わせていました。現在でもジャム作りは人気があります。りんごジャムは豚、鶏によく合うし私は もっぱら即席で(砂糖と水少々で5分位)間に合わせています。

1 件のコメント:

  1. このお話は、とてもスウェーデンらしいですね~。
    野生のブルーベリーを自由に摘んで、好きなだけ食べれるようなそんな生活って、ある意味凄く贅沢!!今日本では、北欧産ブルーベリーが一番高品質だとかで、サプリメントにして販売されているくらいです。TVCMで盛んに放送されています。
    食料貯蔵室があるのも、本当にスウェーデンですね!!

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